「理想の家族像」は誰が考えたものなのか?がわかれば心がスッキリ!

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あなたにとっての「理想の家族」とは、どういうものですか!?

私も考えてみたのですが、なんとなくボヤッとしたイメージしか浮かばなくて、はっきりとはわかりませんでした。

これは当然のことで、実は「理想の家族像」というものは、無意識に刷り込まれているものだから、はっきりわからないのですよね。

意識している心と違って、無意識の内容までは思い出すことは難しいです。

では、「理想の家族像」は、どんなふうにして私たちの無意識に刷り込まれてきたのでしょうか!?

 

世間体という名のしばりが示されてきた


「理想の家族像」はもやっとしたイメージだけど、『世間体』と言われるとなんとなくくっきりしてきます。

「そんなことをしたらご近所に面目がたたない」
「これを持ってないのはおかしいからなんとか買わなくちゃ」
「ご近所さんにこんなふうに思われたらどうする」

と、私も子供のころに幾度となく親にそんなことを言われてきました。あなたはいかがでしたか!?

家族やそれ以外の周囲からも、「こういう行動をしたら理想の家族から逸脱してしまうよ!」というDon'tをたくさん示されてきました。

「理想の家族像」は、「こういうものですよ」とはっきりと明示されたわけではなく、「こうであってはならない!」をよりたくさん示されてきたのです。

それが「世間体」という名のひな形になって、多くの人々の行動の指針になっているのです。

なぜ理想の家族像を取り込んではいけないのか

 
政府や親から取り込んでしまった「理想の家族像」を持ったままだと、何がいけないのでしょうか!?

それは、自分が心から望む家族(世帯)をつくっていく時の邪魔になるからです。

現代社会における人の生き方は、多様な選択肢があります。

同性同士の家族、お一人様の世帯、赤の他人だけの大所帯、孤児を次々に引き取っている一家、一夫多妻の家族、などなど多様なかたちがあります。

どんな形の家族形態を選ぶか?は、本人の意思と気持ちによるものです。

それなのに過去に無意識の中にしっかり刷り込まれてしまった「理想の家族像」があると、持たなくてもいい『罪悪感』を持ってしまったり、理想像から外れたことに対する不安感に苛まれてしまったりするのです。

 持たなくてもいい無用な罪悪感不安感は、心身の健康にも影響を与えるものです。

昔は家族の慣習には地方色があったのに


その昔、日本の西南部でメジャーだった婚姻の形は、女性が試験的に男性の家に住むこと。お試ししてみて家風に合わなかったら結婚しない、別の人をまた見つける、というルールです。

また、男性が女性の家に夜這いして子供ができたら女性の実家で育てる慣習のある地域もあったそうです。

このように、明治維新までの日本の家族の形は多種多様だったと、中央大学の家族社会学教授である山田 昌弘氏が述べています。

その時代、家族の階層、住んでる地域によって様々だったため、「これが日本の伝統的家族です」と言うことはできないといいます。

こんなふうに多種多様だった家族の形態が、なんとなく統一された「理想の家族像」として浮上してきたのは、戦後ぐらいからなのでしょうか。

1945年の敗戦後、人々の価値観がガラリとかわったことで、「豊かな家族生活」が日本人の目指したい姿になりました。

夫は外で働く。妻が家で家事と育児にいそしむ。このような豊かな生活慣習は、当時の欧米では一般的な家族の形態だったそうです。

戦後の日本経済を盛り上げるために、国民が「豊かな家族生活」を目標にするように、政府が企てたキャンペーンにまんまと乗ってしまったということですね。

他者にとっての理想のかたちはどうでもいい


親から「そんなことをしたらお父さんの顔に傷がつくからやめなさい」「ご近所に恥ずかしいからそれはダメよ」などと、世間体という規範から逸脱しないように、子供達は躾けられています。

親の成功体験を元に助言していることもあるかもしれないけれど、だいたいが政府の思惑を親が無意識レベルで受け取ってきたものを、今度は子供に伝授しているのではないでしょうか。

現代では政府だけでなく、雑誌やテレビなどメディアが勝手に提示してきたものを、そのまま理想の姿として目標にする人が後を絶ちません。

このように、政府や親やメディアが勝手に思い描いた理想像に当てはまって(逸脱しないように)生きることを選択した人たちも大勢います。

また、「親がうるさかったから自由な気持ちで成功できない」と嘆く人もいます。

このことを客観視できたとき、自分を囲む「枠」から外へ飛び出すことができるのです。

たまたま「大きなものに巻かれてしまったのだな」と、頭で理解することが大切です。そうすれば、そこから抜け出すことができます!

 「理想の家族像」は誰が考えたものなのか!?がわかれば心がスッキリ!します。

自分の幸せを自分で手に入れられる


理想の家族像にせよ何にせよ、自分以外から提示された「理想の姿」を受け入れなきゃいけないルールなんてありませんよね。

自分の未来も、家族や特にお子さんの未来も、他者が決めた理想に合わせる必要はありません。

自分で「自分にとっての理想像」をかかげていきましょう♪

そうこうしているうちに、他者から知らないうちに受け取ってしまった「理想の家族像」が薄まってきます。

そして、自分の幸せを自分で手に入れられる感触をつかめることでしょう♪