「共感力がたいせつ」というメッセージを目にすることがあります。
ただ、このことを誤解して受け止めている人もいるものだなぁ〜という感想を持つときもあります。
共感力というのは、聴く力のこと。
決して、相手に迎合することではないのです。
相手の意見に賛成する必要もないし同調する必要もないんですよね。
共感力がある?ない?は誰が判断するのか
ある人に共感力があるか無いかは、話を聞いてもらった人が決めることです。
決して自分で自分のことを「共感力があるかないか」評価できるものではないんですね。
「だって、私はあの人の気持ちがわかってあげられているもの」
そう思っているなら、それは妄想です。自分の経験値と照らし合わせて「きっとこんな感じにちがいない」と分析した結果「わかる」と言っているだけです。
自分以外の人の気持ちは、わかりませんものね。
戦地で子供を誘拐拉致された人の気持ち。恋人に振られたばかりの人の気持ち。自然災害で被災した人の気持ち。借金取りに追われる人の気持ち。上司にダメ出しを毎日される人の気持ち。
想像するとなんとなくわかるような気がしますし、想像していると気の毒で涙が出てしまいそうになることもあります。
でも、それは妄想なんですね。推測の域を超えていない。
どれだけ真剣に話を聞けるかどうか
だから、自分は完全に相手の気持ちを「わかってあげられている」と思い込んで対応していると、相手からは「すごく共感してもらった」と感じてもらえません。
では、どうしたら相手から「共感してもらえたな」と感じてもらえるのでしょうか?
それは、どのくらい心を傾けて相手の話を聞いてあげたかどうか?です。
黒柳徹子さんみたいに、インタビュアーみたいに、すごく真剣に真摯に相手のことを知ろうとする気持ちがあるなら、きっと相手から「この人はとても共感してくれて嬉しい」と感じてもらえるのでは!?
どれだけ真剣に相手の話に耳を傾けているか?です。
相手の気持ちがあまり理解できなかったとしても、寄り添う気持ちがそこにあれば、相手は「共感してもらえたな」と感じられるのではないでしょうか。
夫婦や恋人同士の問題が大きくなるのは、「共感力の欠如」が少しづつ少しづつ積み重なっていったことが原因であることがほとんどですよね。
そういう私も、相手の話に共感する合図ちよりも、つい「アドバイス」をしてしまいがちです。
それで喧嘩になることもあるし。気をつけなくちゃな〜と思っています!
【PS】
しばらくブログをお休みしていましたが、大きな仕事が一段落したので復帰します!
お休みしている間にも、読者登録数が増えていて感激です✨
ありがとうございます❣️