お部屋の中に「モノがいっぱいあるか?」それとも「スッキリ片付いているか?」ということ以外にも、とても大切な要素があると思っています。
それは、「お部屋のことをどう思っているか?」という自分の意識の部分です。
自分が過ごす部屋を軽んじているか?それとも敬っているか?という、気持ち的なところですね。
『禅』という考えがあるカルチャーの日本では、どちらかというとスッキリした部屋が素晴らしいと評価されがちです。
でも、モノで溢れた部屋だからといって、「こんな部屋どうでもいいや」と思っているとは限らないですよね!?
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モノで溢れた部屋を愛する人、どうでもいいと思う人
私の知っているある男性の住まいは、どの部屋もモノでごったがえしています。ギター部屋はギターだらけ!教授職だから書斎は本と書類だらけで足の踏み場もありません。
でも、「あ、あの本」とか「あの資料見たい」と思いついたら、すぐにパッと手に取ることができるのです。ギター部屋にこもっている時はまるで子供のように楽しそう。
モノが溢れている部屋だけど、自分の住まいを大切に想い暮らしていることがよくわかります。
でも中には、「どうせ散らかってグチャグチャになるんだから」という理由づけをして、モノをどんどん溜め込み、山積みになっていても片付けをしない、というタイプの人もいます。
「部屋なんかどうでもいい」と思っているパターンです。
同じ「モノがいっぱいの暮らし」でも、お部屋を敬い楽しむ人と、どうでもいいからそうなっている人とでは、ずいぶんと気持ちに違いがありますよね。
部屋を敬い大切に想っている人は、自分を大切にしている人です。
どうせ汚れるからと放置して部屋を軽んじてる人は、自分を軽んじている可能性があるのではないでしょうか。
スッキリした暮らしをしてる人でも、自己重要感が低いことが
同じように、モノが少なくスッキリした部屋に暮らしているからといって、すべての人が「住まいを重んじて大切にしている」、というわけでもありません。
ミニマリスト部屋で暮らす人の中には、自分を敬う気持ちからスッキリ思考で暮らせる空間を作っている方がおられます。
でも、自分を軽んじているから、自分には好きなモノを身の回りに置く心豊かな暮らしをする価値がない、という無意識の理由でミニマリストになっているというパターンもあります。
どう思うか?が大切
お部屋をどう思っているかは、自己重要感と深く関わっているようです。
「どうせ寝るだけだから」と、モノを溜め込み片付けない。
「どうせ寝るだけだから」と、モノを持たない。
どちらも同じことになりますね。
そんな「どうせスペース」に自分を居させてもいい、と自分を軽んじていることになってしまうのです。
その結果、自己イメージがどんどん低下してしまいます。もともと自己重要感が低いからそうなったとも言えますね。
お部屋を大切に想うなら、汚部屋でもシンプル部屋でも
部屋に『自分の人生を後押ししてもらう』ために一番大切なことは、「自分の部屋をどう思っているか?」です。
モノで溢れかえる部屋であろうが、スッキリしたお部屋であろうが、どちらでもいいのではないでしょうか。
では、「今までそんなこと考えたことがないよ」という方はどうしたらいいのでしょうか?
手っ取り早く「自分のお部屋を好きになる方法」があります。それは、
家に名前をつけてみる
そして、出かける時には「◯◯行ってきま〜す」と挨拶をし、帰宅時には「◯◯ただいま〜」と、家(部屋)に声をかけるのです。
もしも今まで、部屋のことなどどうでもいいと思っていたとしても、名前をつけて挨拶をしていると、不思議なことになんだか愛着が湧いてくるのです。
そうなれば御の字!あなたの自己イメージを高めてくれる部屋になっていくことでしょう。家にいるだけでハッピーな気分にさせてくれます。
これは、ネイティブアメリカンでシャーマンの祖母の血をひくある女性から教えてもらった方法です。
今まで、いろんな人に話してきたのですが、トライしてみた人はしばらくするとその効果を報告してくれてます。
よかったら、ぜひ試してみてくださいね♪
(この記事は[大道ブログ]に引っ越しました)