最近、ペットボトルに入った『透明な飲み物』がたくさん売られているのを見かけます。
去年ぐらいから特にその数が増えてきているようです。ということは、ニーズがあるということですね。
人々のニーズの一つとして「自分が何を飲んでいるのか?がバレたくない」というものがあるそうです。
色がついていると、「今日はオレンジジュース飲んでるのね」とか「アイツはいつもミルクティーだな」などと、人にわかってしまうのが嫌な人が増えているのです。
「仕事中は水以外は飲むな!」というブラック(!?)企業で働く人もいるかもしれません。市役所の職員が机の上にジュースを置いているのを見て、クレームをつける市民もいるそうです。
そういうシチュエーションに置かれている方にとっては、透明な飲み物が味方になってくれますね。
でも実は、「飲んでいるものが何かバレたくない」というニーズは、ブラック企業や公務員の方々だけではなく、普通の状況にいる普通の人たちもそのような想いを持っているようなのです。
<<移転しました>>
他人の目を気にして、透明になりたい
「今日はミルクティーが飲みたいな〜」と思っているのに、「それを飲んでる自分を見て人はどう思うのだろう?」という心配が浮かんでしまうのです。
それなら、透明なミルクティーを飲めばいいよね、となるのです。ラベルを外せば、水を飲んでいるように見えます。
問題解決??????
だけど、根本的なところは解決されていません。飲み物は隠せたけれど、それ以外のことは隠せないことが多すぎます。
これでは、1日が終わったらグッたりしてしまいますよね。
透明になりたい願望は恐怖からきている
自分以外の人のことを気にかける人には、2つのタイプがあります。
相手のためになれることはないか?が動機
相手に自分が気に入られることが動機
透明な飲み物を選ぶ心理は②の方です。
透明な飲み物を選びたい気持ちは、他人の気持ちを優先するあまり浮かんでくるのですね。
このように、“相手の価値観”に合わせていきたいという気持ちは『恐怖』からきています。
「自分はこんな人です」という確固たる存在感を持てない時に、『恐怖』を感じてしまうのです。
恐怖心を手放して、自由になりたいなら
もしも目に見えぬ恐怖から距離を置いて、相手に合わせようとしてしまう自分を変えたいと思っている場合は、透明な飲み物を選ぶことでは解決策にはならないです。
解決したいならば、こんな風に↓つぶやいているとそのうちに変化が現れます。
「ジブンは、恐怖を感じてるよね」
「どう思われてるか気にし過ぎてるよねジブン!」
コンビニで透明な飲み物を手にとったとき、こんな風に自分に語りかけてみてください。ダメ出し風ではないですよ。ただのつぶやきです。できれば微笑みながら!
それだけで大丈夫です♪
一回とか二回ではなくて、毎回手に取るたびに自分に語りかけていると、ある日突然ふと気持ちに変化が訪れます。
どんな変化なのか?は言わない方がいいですね。人によって違いますので。
でも、良い方向へ向かうことは間違えありません(^^)
[透明な飲み物は、「悪く思われたくない病」に効くのか!?]