モノを出しっ放しにしておくと、そこの場所に家人もモノを置いていく。
それは、ちょっとづつ、ちょっとづつ増えていき、放置しておくとかなりなモノが置かれていることに気づくのです。
こういうことって、他のお宅でもあるのでしょうか!?
普段、我が家の玄関には宅配便の人に応対するときのためのサンダル一が足だけ置いてあります。
この状態をキープしている限りは、家人も靴を出しっ放しにはしません。
ところが、私の靴が2~3足玄関に出しっ放しにしてあると、家人の靴も増えてきて、玄関が靴だらけになってしまうのです。
その日仕事に履いていった靴とか、夕方の犬の散歩で履いたスニーカーを乾かすために、下駄箱に入れずに外に出しておく日もあります。それプラス翌日に履く予定の靴を磨いて乾かしていたり....
そうすると、必ずと言っていいほど家人も靴を数足出しっ放しにしてしまうのです。
これはもう、何かの物理法則のようです(笑)。
<<移転しました>>
もしかしたら、エントロピーの法則?
物理学のことはよくわかりませんが、「エントロピーの法則」について聞いたとき、「それって汚部屋ができることの説明になるよね!?」と思ってしまいました。
エネルギーのことなら、計算はできないにしても知っています。「エントロピー」も「エネルギー」も、どちらも目に見えないものを数値化した熱力学なのだそうです。
エントロピーは「乱雑さ」と同じ意味がある。
というので、お部屋がぐちゃぐちゃになってしまったり、モノがどんどん積まれてしまうことを連想してしまったのです。乱雑さだけでなく「無秩序」とも同じ意味がある。そして、エントロピー増大の法則とは...
閉じた系の中では、エントロピーは必ず大きくなる
閉ざされた空間の中では、時間がたつとエントロピーの法則が働いてしまうのです。だから、部屋の中にもエントロピーの法則が働いて、片付けても片付けてもまた散らかってきたりするのですね。
一度モノが散乱すると、自然には戻らない
部屋の中にあるモノの数は変わっっていません。物理的な量は同じなのに、整理整頓されている状態が、どんどん乱雑な状態へと変わっていってしまいます。
一度エントロピーが大きくなると、元には戻らない
閉ざされた系では、エントロピーが増大していくばかりで元に戻ることがない、という法則。
乱雑な部屋の状態(エントロピーが大きい)から、自然に整理整頓されたエントロピーが小さい状態に戻ることはないのです。
コーヒーにクリームを注ぐと、次第に広がっていき元には戻らない。
生き物は歳をとり死んだら微生物に分解され、元には戻らない。
モノを下に落としたら元には戻らない。
どうやら、エントロピーの法則には叶わないようです。1つモノが出ていると、家人がさらに同じところにモノを重ねていく現象については、あきらめなくてはならないのでしょうか!?
エントロピーは増大するばかり、ならばエネルギーで解決
「エントロピー」も「エネルギー」も、どちらも目に見えないものを数値化したものです。
エネルギー量が高いと有益であることが多いですよね!?エネルギーは多い方がお得というか。それに対して、エントロピーが高かったとしても、有益な結果をもたらすことはない。
確かに、乱雑さが増してもいいことありませんね!
我が家のモノが蓄積していく現象が、「エントロピー」の法則だとしたら、「エネルギー」で解決することが必要なんだよね!?とふと思いました。
たとえば、自分の生命エネルギー、労力というエネルギー、思考のエネルギー、なんかを使って、モノを動かしていくとか。たとえば、モノを出して使ったら、労力を使って元の場所に戻すなどです。
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部屋の中にあるモノが出しっぱなしにならないようにする
そもそも、私がモノを出して必ず元に戻していれば、その場所にさらにモノが重なっていくことはないわけです(汗)。
結局は、なんだかんだの法則であっても、決めたことを守っていくことが大切なのでしょうね。
自意識をちゃんと使って「モノを出したら元の位置に戻す」を実行していこう!
そうすれば、家人が無意識でモノを増殖させていくこともないのだから。
今度、一つのモノを出していて、そこに家人がモノを積み重ねていたら、自分がすぐに片付けていなかったことを悔いることにしましょう。
「チッ」と舌打ちするのはやめましょう(笑)。
とりとめもないことを考えていた金曜日。
雨だからかなぁ。
楽しい週末をおすごしくださいね♪