愛犬には手話を教えよう、子犬の頃から手話とコマンドの両方を教えるべき3つの理由

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2匹のダックスフンド兄弟犬と一緒に暮らしています。(写真2枚アリ)

今年で15歳になりました。人間に換算すると、だいたい76歳ぐらいなんだそうです。

海岸を駆けずりまわる姿は、子犬の頃と変わらず元気いっぱい。

とはいえ、耳の聞こえは若い頃よりわるくなっています。私が外出から帰ってきても、まったく気づかずにグーグー眠っているようになりました。

ここ近年で犬たちの耳が遠くなってみて、「やってて良かったな」と思うことが一つあります。

それは、子犬のときに彼らに手話を教えてあったことです。

愛犬には、若いうちから手話を教えておくと、老犬になったときにとてもいいことがあります。

その理由について、お話させてください。

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やんちゃな子犬に手を焼いてるときに、老後の話!?


生後2ヶ月半のときに、ワン達をお迎えしました。同じときに同じ母犬から生まれてきた兄弟です。

お腹の中にいる時からずっと一緒だったオスの子犬が2匹一緒だと、それはそれはもうヤンチャで、静かな暮らしが一変し、家の中もひっちゃかめっちゃかになります。

買ったばかりのおもちゃは秒速で破壊。仕入れたばかりのカーペットはトイレと化しボロボロに。プロレスごっこが激し過ぎて大声で騒ぎまくる。

可愛くて仕方がない反面、室内で犬を飼うのは初めてだったので、途方にくれてしまいました。

そんなとき、助けてくれたのが犬のトレーナー鈴木さんです。

ワン達が5ヶ月のときに「も、もうダメだぁ〜」とノイローゼの一歩手前になってしまい、ペットショップで見つけた犬のトレーニングに関するチラシを持ち帰って、すぐに電話をかけました。

「できるだけ早い日にちに来てください!」と哀願したことを覚えています。

「あぁ、これで犬たちを訓練してもらえる〜!しつけてもらって静かになってくれる!」と、ワクワクしながら当日を待ちました。

小柄な女性のトレーナー鈴木さんが自宅まで来てくださり、家の中での犬たちの暮らしぶりをくまなく調べていきました。

そして、やっと犬の訓練がスタートです!

と、思いきや.....

やったことはすべて「ワタシの訓練」だったのです(笑)。はっきり言って、ムッとしました。

 

「あっ、それはやっちゃダメですよ!」って、私が怒られるばかり。犬の抱き方もダメ。自分のご飯の食べ方もダメ。犬との接し方がダメ!ぜーんぶダメダメでした。

「犬の訓練でよんだのに!これって、ワタシが躾けられてない!?」と、心の中でブーブー文句を言いながらトレーニングは続きます。

犬の前足を飼い主の肩にかけた抱き方をすると、犬が自分がボスだと勘違いしてしまい吠えの原因に。ご飯を食べるときは先に人間から食べること、帰宅したらすぐ猫なで声で話しかけないこと、えとせとら....

これらは全て、犬が人間のことを「ボス」だと思ってくれるための『態度』。私のことをボスだって彼らが認識できてなかったから、家の中がひっちゃかめっちゃかになっていたのでした。

だから、このトレーニングは私を「群のボス」にするための訓練だったんですね。

ワタシの訓練(笑)もだいぶ進んできたころ、犬たちはいろいろなコマンドを覚えていきました。

オスワリ、フセ、マテ、ハウス、シズカに、トマレ、ヤメて、ワンツー(トイレする)、ノー、etc....

それと同時に、犬のトイレ・トレーニングも完璧になりました。散歩のときリードをグイグイ引っ張ることなく、ピタッと隣についてちゃんと歩けるようにもなりました。

これでやっと、ワタシの訓練も終わりかな〜と思っていたのですが、最後に鈴木さんはこんな提案をしてきました。

この子達が老犬になった時のために、手話を教えましょうと。

私としては、やんちゃな兄弟犬が静かになって、トイレをちゃんとして、こちらが言ってることをちゃんと理解してくれたらそれでよかったんです。

それに、ワタシが訓練を受けた数々のやることがいっぱいで大変に感じていましたから、「これ以上まだなんかやらなきゃいけないの!?」と、またしてもムッとしてしまいました。

だいたい、生後五ヶ月の子犬を目の前にして老犬って!?まったくイメージできませんでした。

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犬に手話を教えておいたから、老犬になって助かっている

 

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犬に「マテ」とか「オスワリ」などの “コマンド” が届かないと、危険なことがあります。知らぬ間に首輪が外れてしまったとき、道路を勝手に渡ろうとしているとき、ちゃんと言うことを聞くように訓練しておかないと危ない目にあうかもしれないのです。

でも、しっかり躾けてあったとしても、老犬になると耳が遠くなるので、飼い主のコマンドが聞こえなくなってしまうのです。

そんなとき、手話が通じるととても安心です。

手話といっても、「犬」と「人間」の間のことなので、センテンスではありません。それぞれの「コマンド」に対して「手の形や動作」がある、という感じです。

老犬が手話を理解できていることの利点は、危険回避だけでなく、聞こえてない側の犬が安心するという点にあります。

 

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愛犬に手話とコマンドの両方を教えるべき3つの理由


  

理由その①

大声で怒鳴らずとも、若い犬にもコマンドが伝わる。

 
犬が若いうちでも、手話でコマンドを伝えられることは、ほんとうに便利です。しかる時に大声を出さなくてもすむからです。犬が騒ぎだしてもエレガントに鎮められます。

黙って手で合図をすれば、犬は自分が怒られたことを理解してくれます。周りに人がいるとき、お客さんが自宅を訪れているときなどに、とても便利です。

 

理由その②

老犬にコマンドが届き危険回避できる。人も犬も安心する。

 
あんなにも耳が良かったワン達でも、だんだん耳が遠くなってくる。その時になってから慌てても遅いかもしれません。

若犬にコマンドを教える時に、同時に手話も教えられたら理想的ですね。

 

理由その③

コミュニケーションが成立するので人も老犬も安心感が得られる。

 
手でお話しをすると、犬たちはジーッと見つめています。耳から情報が入ってきにくくなったぶん、何かを得ようとするのでしょうか。

老犬になったら、怒る機会がほとんどなくなりました。歳をとればとるほど叡智に溢れてくる(!?)のは人間だけではないようです。どんどんお利口さんになってきますね。

でも、「おばあちゃんがきた!」とか「ご飯ちょーだい!」とか、騒ぎまくることもあります。老犬は耳が遠いから、吠え声がますます大きくなってしまうのです。ご近所に響きわたると困るので、手話で伝えます。

「アナタ」、「ノー(ダメなことしてるよ)」、「シズカに」、の順番で伝えます。

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15年の歳月を経て、心からありがとう


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犬のトレーナー鈴木さんに、ワタシと犬の訓練をしていただいてから、早15年ほどの歳月が流れました。

あの時、鈴木さんが「この子達が老犬になった時のために、手話を教えましょう」と、提案してくださったからこそ、いま心地よく幸せなドックライフを過ごせているのです。

もしかしたら私のムッとした顔にも気づいていたかもしれません。それでも真摯にいろんなことを教えてくれました。

いま思い返せば、もう感謝しかないです。
心から「ありがとう」と言いたいです。
 
トレーナーの鈴木さんに、15歳になった兄弟犬のこの笑顔を届けたいです!