ウルウルした瞳の輝きを保つために、してはいけないメークについてのお話です。(広告マンから教わった、瞳で男にせまるアドバイスも最後におまけで載せました)
疲れ目や、目のかすみなどの症状があると、「ドライアイかしら?」と思います。
ドライアイは、目を守っている「涙」の量が足りなくなる病気で、涙の量がさらに足りなくなると目の表面に傷がついたりします。
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この大切な「涙」は、二層になっています。
「涙」(水分)の層の上には「油分」の層があって、涙が蒸発してしまうことを防いでいるのです。
水たまりに油がうっすらがおおっているところを見かけることがあります。水たまりや川の表面がキラキラと虹色に輝いてることありますよね!?
あれは、水の表面をオイルがおおっている状態です。
私たちの目も同じです。瞳の表層にオイルが薄っすらとおおっているのが健康な状態です。
これからご紹介する危険なメークをすると、私たちが出している天然のこの油分が出るあなを塞いでしまうかもしれないというのです。
油が出てくる、マイボーム腺
こちらの目の絵。フチのところに黄色い点々がついています。
これが『マイボーム腺』と呼ばれている、涙の油分が出てくるアナです。
こんな感じで、しぼってみるとアナから油分が出てくる。
涙の成分の一つである、水分の上にうっすら膜をはる油分が出ています。美と若さ新常識で女医さんが話していました。
水分と油分まとめて涙なので、この油分が出ないと水分がすぐ蒸発してしまいます!
この大切な油分が出てくるアナを塞いでしまう危険なメークがあるのです。
油が出てくるアナをふさいでしまう危険なメーク!
あなたは、アイラインを描くとき、まつ毛の上に描きますか?それとも、まつ毛の内側すなわち目の粘膜のキワのところに描きますか?
この↑写真のように、アイラインをまつ毛の内側に描くと、ちょうどマイボーム腺のアナのところに描くことになってしまいます。
粘膜のキワのところにアイライナーをひくことで、マイボーム腺を塞いでしまうのです!!!
化粧品の成分はケミカルです。
さまざまな化学薬品や保存料などが、腺が分泌されるアナにどんどん詰まっていってしまうのです。
すると、塞がれてしまったら大切な涙の要素の一つ「油分」が出てこれなくなってしまいます。
パソコン、コンタクトレンズ、エアコンなどを使用することで涙が蒸発しやすくなり、ドライアイになってしまうことがありますよね。
それ以外にも、粘膜のキワのところにアイライナーをひくことで、ドライアイの予備軍になりかねないのです!
それは.....
油が出てくる穴が、化粧品成分で塞がれてしまう
私自身は、まつ毛の上(外側)の方にアイラインをつかいます。
でも以前、化粧品コーナーのお姉さんから「目のキワの粘膜にアイラインをひいた方が美しく見えますよ」と教わったことがありました。
ただ、目のキワの粘膜のところって、触ると痛いので、どうも苦手で続けることができませんでした。
でも若い女の子たちは、どんなことでも乗り越えてオシャレしたくなってしまうもの。
まつ毛の内側の粘膜にだって、痛くても一生懸命にアイラインをひいてしまうのです。
その結果がコレです!
白い小さなツブツブが見えますか!?
これは、マイボーム腺のアナに化粧品成分が入り込んでしまって、固まってしまったものなんです(怖)。
こんな風に固まってしまうと、メーク落としではおとせません。
暖かくしたホットタオルをしばらく目の周りに当てて「化粧品成分の油分を溶かす」ことを繰り返すと取れてくる、と眼科医の方が教えてくださいました。
このような問題がなかったとしても、ホットタオルを目の上に置いて温めることは、気持ちいいものですよね。
こんな目になってない?
潤んだ瞳をキープしてドライアイを予防するために、絶対してはいけない危険なメークは、『アイラインをまつ毛の内側の粘膜のところに描く』こと。
続けていると、化粧品成分が大切なマイボーム腺のアナを塞ぐばかりか、固まってずっとそこにとどまってしまうことになるのです。
すると、涙の成分の一つである油分が出てこれなくなり、その結果目が乾いてしまうのです。
目が疲れやすい
目がゴロゴロする
光がまぶしい
目がかゆい
目が重たい
理由もなく涙が出る
かすんで見える
目やにが出る
などの症状があったらドライアイかもしれません。すぐに眼科で検診を受けましょう。
ウルウルした瞳になりたい
ウルウル瞳の女優さんやモデルさんは、魅力的ですよね。
あんな潤んだ瞳を持って生まれてきたから、女優さんやモデルさんになれたのでしょうか!?
以前、広告代理店の友人から「バイシン 」という目薬をススメられたことがあります。
眼科医じゃなくて広告マンからのオススメです(笑。
友人によると、女優さんやモデルさんは撮影の時に「バイシン 」を点眼している人が多いから、なんだそうです。
「常にあんなにウルウルしてるわけないじゃん」と彼は言いました。よく考えてみたら、確かにそうですねぇ.....
どうやら当時、彼氏もいなかったさみしい私に、「バイシン 」をさしてウルウルした瞳で男にせまれ!というアドバイスだったようです(笑。
充血している白目よりも、真っ白な白目でいる方が、黒目がより大きく見えます。
そして、目薬効果で瞳がうるうるするのだそうです。
とりあえず、アドバイスに従ってバイシンを買ってみたものの、「目薬さして男にせまる」は、実現できずに終わってしまいましたけれどね(爆。
小手先のワザよりも、普段からマイボーム腺をふさいでしまうようなメークを避けて、時々ホットタオルで目を休め、天然の油分を自力で絞りだせる体質でいることの方が、より建設的なビューティー大作戦ではないか、と思いました。
あなたはどちらの作戦でいきますか!?