誰にでも1つや2つ「怖いもの」があります。
怖いものの内容は人によって違うけれど、ほとんどの人は子供の頃の体験からはじまっています。
そして、大人になってからもまだ引きずっている、というパターンもあるのではないでしょうか。
恐怖はストレスへと繋がるもの。できることなら無くなって欲しいです。
<<移転しました>>
私も子供のころとても怖いと思っていたことがあって、夢にまで出てきたりしました。
「何も悪いことしてないのに警察に捕まる」ことです。大人の言葉でいえば冤罪ということですね。
母が「火曜サスペンス」という2時間ドラマをよく見ていたのですが、冤罪の内容だった時にたまたま見てしまって、ものすごく恐怖に感じてしまったのです。
何も悪いことをしていない人が、警察に連行され牢屋に入れられてしまった。必死に「やってない」と訴えているのに話も聞いてもらえないし、刑事に一方的に怒鳴られている!
「世の中に、こんな恐ろしいことがあるんだ!」と、衝撃を受けたときのことを、おぼろげながら覚えています。
恐怖は形を変えてのこってしまう
大人になったら、子供の頃に「怖い」と思っていたことを何とも思わなくなっていくこともありますよね。
でも実際には、無意識の中にカケラが残っていることがよくあります。
そのままの形ではなく『信念』という形に姿を変えて残るのです。
私の例でいうと、「悪いことしてないのに警察に捕まるかもしれないんだ」という幼少期の恐怖が、形を変えて、「他人は勝手に誤解して勝手に批判するものだ」という信念になる。
『信念』は現実をつくっていく(その通りになっちゃう)から、できることなら恐怖は手放したいものですね。
恐怖が残ってると、ストレスの源になってしまうから。
恐怖からすんなり解放されるための習慣づくり
長年かかえてきた恐怖ですから、一瞬で消滅することはありません。手放すための習慣をつけていくことで、影響が薄れてきます。
不安や恐怖について考えながら眠りにつかない。
目を閉じると嫌なことを思い出してしまいがちです。他のことはいいけど、恐怖についてだけは考えない。もし、考え出したら自分の好きなことや可愛いものに置き換える。
眠りにつく前に思ったことや考えたことは、スッと無意識に溶け込んでいくので気をつけたいです。
落ち込んでいる時には恐怖について考えない。
そう言われても、考えてしまうもの。でも平常心の時に「そうしよう!」と決意しておけば、いざという時に、意外とできるものなんですよね。
恐怖からすんなり解放されるための実践編
コツコツと習慣を変えていくとともに、恐怖との付き合い方(認知方法)を変えていくことも大事ですよね。
認知が変わるということは、恐怖をみる目が変わるということです。
自分には怖いものがあると決めないこと。
いま抱えている「恐怖」は、過去に「私はこれが怖い」と決めたから保持できているのです。
「決める」ことは何かを現実化させることができる、パワフルな自己実現ツールです。
恐怖はいらないものだし、実現させたくないこと!
だから「私はこれが怖いんだ」と決めないことが大事なんですね。
恐怖から逃げない、恐怖と対面する
夢の中のストーリーと同じで、逃げているといつまでも追いかけてくる。
「怖いこと」から逃げない。「恐れている人」から逃げない。逃げているといつまでも追ってくるし、追われてる感でストレスに晒され続けるから。
その代わり....
「これって、本当に怖いのか?」と客観的に眺めてみると、意外と大したことないとわかったりする。
恐れてる人との関係性について真正面から向き合ってみたら、「恐ろしいと思ってたけど、そうでもなかった」ということが見えてくるかもしれない。
ただし....
「怖いこと」や「恐れている人」に対面してみて、やっぱり超怖い!怖がるべき!ということがわかった場合は、無理やり怖くないと思い込もうとする必要はありません。
怖いものはありますか?
恐怖って、人生のさまざまな場面でひょっこりと顔を出したりすることがあります。
まったく関係がなさそうな、試験とか恋愛とか子育てとか投資とか...。いろんな所で自分に制限をかけてしまうかもしれないもの。
断捨離したいですね。