AirPods(Appleが開発したワイヤレスヘッドホン)を『片方』なくしてしまったときの体験をシェアします。
無くしたのが『片方』だけというのが困りものでして、音楽のある日常に戻るまで、いくつかの決断を迫られるのです。
「わっ、失くしちゃった!」と気づいた瞬間から、2度と同じ過ちを犯さない対策まで、私がたどった体験が何かの役にたてるかもしれないと思い、記事にすることにしました。
まだ失くしてないAirPodsのご愛用者の方も、よろしければ一通り目を通していただくと紛失防止のためのヒントになるかもしれません。
<<移転しました>>
『ワイヤレス BluetoothイヤホンAirPods』は、耳の穴に突っ込んだ状態で、ワイアレスでiPhoneなどのディバイスから音楽を受信するイヤホンです。
そのため、耳の穴の形によっては耳の穴からポロリと落ちてしまうという人がまれにいらっしゃいます。
私の場合はそういう問題もなく使えていたのですが、無くしたのは本屋さんでで会計をしている時でした。
右耳から外したあと、行方不明になりました。
右耳にAirPodsが無いことに気づいたのは駅についてからです。私はモノを失くしたりする事はあまりないので、「外したものはちゃんとどこかに入れてあるはず」と、自分を過信していました。
自宅に帰ってからカバンやポケットの中をいくら探しても無い!
このとき初めてアセりました。本屋さんに電話をして探してもらいましたが、見つからず...。
実は、「無くした」と気づいたら、真っ先にやらねばならぬことがあります!ここが運命の分かれ道になるのです!
1:iPhpneの機能を使って、なくなった片方を探す
AirPodsを片方無くしたことが発覚したら、すぐにiPhpneのホーム画面にある緑色のアイコン「iPhoneを探す」アプリを開いてください。
最後に AirPodsが接続されていた時間と場所が出てきます。詳しい地図も出てきますので、それをたどって行くと見つかる可能性があります。
そばまできたら『音』を鳴らすことができますので、隅っことか椅子の下など見えにくい場所に落ちてる場合は、より探しやすくなります。その方法は以下になります。
(1)
「iPhoneを探す」を開いたら、iPhoneとペアリングしているディバイスの名前が出てきます(Apple Watchなども)。
(2)
AirPodsがグリーンになっていたら、オンラインでつながっているということになります。
(3)
AirPodsを選択。
「アクション」→「サウンドを再生」をクリック
(4)
無くしてない方を消音にしてください。「消音:左」「消音:右」のどちらかを選択します。こうすると、無くなった片方の音から発信される音が聞こえやすくなります。
(5)
AirPods が見つかったら、「再生停止」をクリック。自動では止まりません。
やり方は以上です。
私の場合は、電車に乗り込んでしまったためこの機能が使えませんでした。55kmも離れたところで「本当に紛失したんだ」とわかったので、なすすべがありませんでした。
まだ近くにあるかもしれない!という方は、こちらのブログ記事も合わせてご覧ください。(知らない方のサイトなのでリンク切れしてたらごめんなさい)
2:どこにも無い!とわかったあとの決断
見つからなかった場合の次なる決断。それは、買いなおすかどうか?です。チョイスはこんな感じなるでしょうか。
(1) ワイヤレスはやめて有線のものを使う
(2) AirPodsではない別のワイヤレスイヤホンを新たに購入する
(3) AirPodsの片方だけを買い足す
おそらく (1)番は、多くの方が選ばないのではないか?と思います。特にAirPodsは機能が優れていて一度使ったら、やめられない商品です。でも、安いものではないですし、当面は有線イアフォンで間に合わせるというのもアリですね。
(2) 番の方もいらっしゃるでしょう。メガネを逆向きにかけてるような形のワイアレスイヤホンを、気に入って使っているという大学生から勧められました。これは左右のイヤホンが繋がっているもの。だから失くなりにくいのです。
私の場合は(3)を選択しました!
(2) 番も検討したのですが、右耳から左耳まで後頭部あたりをラバーバンドが通るため、女性の場合はベリーショートの人以外は使いづらいのです。
さてさて、ここから先もさらなる選択に迫られます。
3:片方だけAirPodsを入手する方法は3つ
AirPodsを1つだけ失くしても、片方だけ買えます。
主な入手ルートは3つほどあります。
(1) メルカリで片方だけ売ってる人から中古品を買う
(2) Apple Storeの正規のルートで片方だけ買う
(3) アマゾンで片方だけ新品を買う
(1)番は、
片方だけ無くした人が、残ってるがわのAirPodsを販売しているということです。どなたかの中古品になります。どのくらい使ったのか?とか、もしかしたら何度か地面に落としたことがあるかも?とか、考えると心配が残ります。
(2)番は、
ちょっと複雑なステップを辿ります。Appleストアに片方だけ売っているわけではないのです。『修理』という形式を経た上で、やっと購入できるのです。
片方だけで7,800 円です。
修理の手続きをするためには、Appleストア(or正規代理店)に出向きます。
その際、ケースと残った片方を持参します。ケースについているシリアルナンバーが必要です。後述するペアリングの作業もやってもらえると思いますので、お忘れなく!
Appleの修理サービス は、かなり待ちますので事前に日時の予約をします。予約する前に、ライブチャットか電話で先ずは連絡をとってください。
予約して行った日に、もし在庫があればその日のうちに購入できます。もし在庫がなければ入荷まで待ち、再び取りに行きます。なお、在庫の有無はお店に行ってからでないと答えられないとのことです。
(3)番は、簡単。
片方だけ失くす人のために、正規の商品を片方だけ販売している業者さんが存在するのです。
こちらは新品で、片方だけで8,900円です。
Appleの修理サービスを経由して買うより二千円ちょっと高くなります。でも私の場合は最寄りのAppleストアが遠くにあり、電車代に二千円以上かかるため、便利なアマゾンでの購入にしました。
もし在庫がなければ2度も行かなくてはならないので、それは困ります。
そんなわけで、(3)番を選びました!
4:片方が手に入ったらまずペアリングする
『Amazonで片側 バラ売り (右耳イヤホン)』を購入しました。
このままでは使えないので、iPhoneに認識してもらうため、昔のペアリングを解除して、新しいものをペアリングします。
Step1>
下の↓写真ではグリーンになってますが、これをステータスランプと呼びます。AirPods両耳とも充電ケースに入れます。すると、ランプがオレンジ色に点滅します。
Step2>
この状態で、蓋をしめて裏側のセットアップボタンを5秒間押し続けます。
下の↓写真では、見えにくいかもしれません。中央やや下めの箇所に丸いのがあり、それがセットアップボタン。長押ししてください。
ふたたび蓋をあけてチェックしてみると、ステータスランプが白い点滅に変わっています。
もしオレンジ色の点滅から変わらない場合、ケースを電源につないでください。蓋を閉じたままで 10 分ほど待ちます。
iPhone をホーム画面にしてAirPodsを入れたまま、ケースの蓋を開けます。
すると、iPhone に設定アニメーションが 現れます。 「接続」→「完了」の順にタップします。
設定アニメーションの画像が現れた時、写真を撮れませんでした。下の↓写真と似ています。
5:もう2度とAirPodsを失くさないための予防策
AirPodsを片方なくしたとき、相棒を失ったような感覚になりました。もう2度と同じ過ちを繰り返したくはないです。
その為のグッズをいくつか買い足しました。
①イヤホンカバーをする
耳の穴にしっかりフィットして、運動しても落下しないカバーで、『シリコーン性の、イヤホンイヤホンカバー(フックイヤホンAhaStyle)』というもの。
これと似たようなフック付きの商品がたくさん出回っていますが、このAhaStyleイヤホンカバーはそれ以外にも『音質向上』のための構造をしています。
ぐいっと耳の奥の方まで入る形状をしているので、音がさらに良くなります。使ってみて、その触れ込みは本当のことだと感じました。
ただ、「音楽を聞きながらも外部の音が聞こえる」というAirPodsの機能が、なくなってしまいます。耳の奥の方までシリコンが入るので、音が良くなる代わりに外部の音が聞こえなくなります。
私はたまに、音楽を聞いていて電車を乗り過ごしてしまうことがあったのですが、AirPodsを使い始めてから車内放送がちゃんと聞こえるようになり、問題が解決しました。
AirPodsは音楽を聞きながらも人と会話することができます。でもAhaStyleイヤホンカバーをすると、この機能が使えなくなります。
これはかなり残念なことですが、でも失くすよりはマシなのかな...とも思います。
小さくて失くしやすいですが、上の↑写真の左側にある付属ケースに入れておけば失くしにくくなります。
カバーがついていれば、万が一床に落とした時に衝撃を緩和できるところもいいですね。
ただ...
面倒なこともあります。カバーをつけたままだと、充電の容器の中に入らないのです!
帰宅したらいちいちカバーを外して、充電します。面倒だけど、失くすよりはいいかな....と、今のところは思っています。
②シリコンストラップ
こちら、Airpods用の落下防止「シリコンストラップ」です。
イヤホンカバーはいろいろと面倒なので、ショッピングの時など、着脱を頻繁に行いそうな状況にいる時は、シリコンストラップの方を使うことにしました。
こんな↑感じで、左右にマグネットがついているのでネックレスのようにできます。そうすれば、イヤホンを耳から外した時に紛失する確率はグンと低くなります。(マグネットがついてないものもありますので注意)
長さは60cmと、短めです。商品名には白と書いてありましたが、見ての通り淡いグレーです。
③専用のポーチにひとまとめ
紛失のリスクを下げるためのグッズが増えてしまったし、それぞれが細かいものなので、一つにまとめてしまえるポーチを購入しました。もちろん本体も入れられます。
文具店の伊東屋さんで見つけました。バックスキンのような肌触りです。
今は、中身はこれ↑だけです。最初の頃はこれに加えて、予備のためにと有線のイヤホンも入れていたのです。
電車に1時間以上乗るときなど、音楽を聴いたりオーディオブックを聞いたりしないと退屈してしまいますので、余計なものまで持ち歩いていたのですが、今はもう有線のイヤホンを持ち歩くのはやめました。
大切につかっていきましょう
その他にも、Bluetoothに接続されているもの同士が、ディバイスから3m~4mくらい離れると、音を鳴らして「置き忘れてますよ」と知らせてくれるグッズもあります。
ですが、音が鳴ってほしくない場所でも鳴ってしまうことが面倒だなと思い、使っていません。
当面は、イヤホンカバーとストラップで対応しています。何か問題が発生したり、もっと便利なものを発見したら、記事をアップデートいたしますね。
一度使ったらお気に入りになってしまうAirPods。
たいせつにしましょう♪